コピー機の倍率指定

問題

  花子さん太郎君は、修学旅行の事前学習で作ったしおりをコピー機で印刷しています。

花 子:しおりを印刷したいけど、コピー機の紙の大きさと、私たちが作ったしおりの大きさが違うわね。

太 郎:コピーには拡大・縮小のボタンがあるから、これを使ってA4サイズの紙に印刷しようよ。A4サイズっていうのは、短い辺が210mmで、長い辺が297mmの紙だって。

花 子:私たちが作ったしおりは、短い辺が120mm、長い辺が183mmだわ。A4サイズよりちょっと細長いわね。コピー機は縦も横も同じ倍率で拡大や縮小するのよね。

太 郎:じゃあ、しおりがはみ出さない範囲で最大まで大きくしよう。コピー機の拡大・縮小の倍率は、もとの紙に対して1%単位で指定できるみたいだ。たとえば、10cmのものを11cmに拡大したいときは1.1倍だから、110%を指定すればいいってことだね。

花 子:じゃあ、短い辺どうし、長い辺どうしの倍率を調べて、それに合わせてコピー機に指定する値を決めましょう。

 〔問題1〕
短い辺どうし、長い辺どうしの倍率を計算し、A4サイズの紙からしおりがはみ出さないコピー機に指定する値を求め、考え方を説明しなさい。

出題のポイント

コピー機の拡大・縮小率を指定するという、身近なテーマを元にした問題です。
やることは割合計算2回だけなのですが、拡大図・縮図(相似)の考え方が頭に入っていないと悩むかもしれません。

PDFファイル

コピー機の倍率指定

プリントのダウンロード