日数の差集め算
問題
太郎君と花子さんは、教室で話をしています。
花 子:友達が入院することになったから、千羽づるを贈ることにしたの。今日から折り始めて、今日1日で30羽のつるを折ったわ。
太 郎:ということは、残り970羽だね。そのペースで折っていたら、退院しちゃうんじゃない?
花 子:私1人で贈るわけじゃないから、1000羽折る必要はないの。私が折るつるの残りは、明日から毎日27羽ずつ折ると、18羽ずつ折るよりも5日早く折り終わるのよ。
〔問題1〕花子さんが折るつるは、今日折った数を含めて全部で何羽ですか。
求め方を式や言葉を使って書きなさい。
出題のポイント
受験算数では「差集め算」とよばれる、定番の計算です。実力のある私立併願者なら、Ⅰ分とかからずに解きます。
ですが、差集め算が苦手だったり、公立専願者で初見だったりすると手も足も出ない可能性があります。
「5日早く折り終わる」のような条件に対して、同じ日数だとどうなるか、差をなくして考えるのが受験算数のセオリーですから、そこから入ってみてください。