歩幅と速さの計算
問題
花子さんと太郎君が、学校に行く途中で出会い、話をしています。
〔会話文〕
花 子:おはよう。なにをブツブツ言いながら歩いているの?。
太 郎:おはよう。家からの歩数を数えているんだ。家を出てからここまで、ちょうど800歩だったよ。
花 子:そうなんだ。じゃあ、このあと学校までも数えてみましょう。そうだ、歩幅も測れば、学校までの道のりの長さもわかるわね。
太 郎:もちろん、そのつもりだよ。僕の歩幅は50cmになるように、今日は歩いてきたんだ。
花 子:じゃあ、再開しましょうよ。学校まであと何歩でつくかしら。
・・・
太 郎:着いたね。さっき出会った地点から、ちょうど400歩だったよ。
花 子:あ、道のりが分かるなら太郎君の速さも求めてみましょうよ。今が8時12分だけど、さっき歩くのを再開したのが8時9分だったわ。
太 郎:家を出た時刻を見ておけばよかったな。立ち話をしていたのはちょうど1分間だったけど。
〔問題1〕
太郎君の歩く速さは分速何mか求めなさい。答えが小数になる場合、小数第2位を四捨五入して、小数第1位までの概数で求めなさい。
出題のポイント
歩幅と速さの問題ですが、受験算数ほど複雑ではありません。
無意味な情報が適度に会話の中にちりばめられた、いかにも「適性検査」な問題です。
必要なのは何mを何分で歩いたか、だけですから、学校までの道のりは求める必要がないことに注意してください。
PDFファイル
歩幅と速さの計算プリントのダウンロード
-
前の記事
一問一答 奈良時代 2020.03.02
-
次の記事
種子のつくりと発芽実験 2020.03.03