実験計画書の作成

問題

花子さん太郎君先生は理科の授業でインゲンマメの種子の発芽について話し合っています。

花 子:先生、インゲンマメの種子の発芽に必要な「適当な温度」はどれくらいですか。

先 生:25℃くらいのはずですが、実際に実験してみましょうか。

太 郎:種子をいろいろな温度で一定に保って、発芽する割合を調べればいいわけですね。

先 生:温度を一定に保つなら、水中に種子を入れたほうがいいですね。気温より水温のほうが一定に保ちやすく、水温を5℃から30℃まで、5℃ごとに設定できる水温調整装置があります。

花 子:水中では、空気がたりなくて発芽しないのではありませんか。

先 生:水中でも、エアポンプで空気を当て続けることができます。種子を網の袋に入れて、水槽に水温調整装置とエアポンプを設置すれば、発芽に必要な3条件がそろうので水中でも発芽できます。機材は実験に十分な数がありますよ。
では、2人で実験計画書を作ってみてください。

  〔問題1〕
実験計画書に、実験の手順を①から順番に箇条書きにして書きなさい。

 

出題のポイント

比較対照実験なので、今回の実験テーマである「温度」以外の条件が同じになるように明記しておきましょう。
問題文に発芽3条件が書かれていますが、書かれていなくても大丈夫なように。
「箇条書き」指定なので、複数工程を1つの項目に入れないよう注意してまとめます。

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