化学系

使い捨てカイロの実験

問題  太郎君と花子さんが教室で話をしています。 太 郎:今日は寒いから、指先がかじかんじゃうね。 花 子:だから私はポケットに使い捨てカイロを入れているわ。これで指先を温めているの。 太 郎:使い捨てカイロって、どうして温まるんだろう。先生に聞いてみよう。    2人は、先生に質問に行きました。 先 生:使い捨てカイロの中には鉄粉が入っていて、これが酸素と結びつくときに熱を発します。だから外側 […]

打ち水とウォーターオーブン

問題 夏の暑い日に太郎君と花子さんが話しています。 太 郎:今日は本当に暑いね。あれ、どうして家の前の道に水をまいているの。 花 子:打ち水をしているのよ。打ち水をすると涼しくなるから。 太 郎:理科の授業で習ったね。水が蒸発して気体になるときに周りから気化熱をうばい、逆に気体の水が液体に変化するときは、周りに熱を放出するんだったね。 花 子:そういえば太郎君、すごい汗をかいているわよ。 太 郎 […]

燃焼と対流の実験

問題  花子さんと太郎君は、食べ物の保存について話しています。太 郎:食品を長持ちさせる工夫には、ベーコンやスモークサーモンのように、くん製にして保存するというのもあるよね。花 子:くん製って、どうやってつくるのかしら。先生に聞いてみましょう。先 生:くん製は、容器の中に、食材と炭、木材を細かく切ったチップを入れて作ります。木材のチップから出る煙を食材にしみこませることで、くん製になります。花  […]

鉄の識別

問題 花子さんと太郎君は、おやつを食べています。 太 郎:このカステラ、おいしいね。おや、何か小さいふくろが入っているよ。「たべられません」と書いてあるけれど、これは何かな。 花  子:脱酸素剤ね。この中には細かい鉄の粉が入っていて、酸素を吸収して食品が悪くならないようにしているのよ。 太 郎:そうなんだ。あれ、脱酸素剤が少し温かくなってきたよ。鉄が別のものになったんじゃないかな。家にあるものを […]

金属の性質

問題  夏の晴れた日の午後、花子さんと太郎君は、太郎君の家に向かって歩いています。金属の橋でたをつないで作られた長い橋を渡っているとき、橋げたのつなぎ目を見つけました。 太 郎:この橋には、つなぎ目があるんだね。 花 子:このような長い橋は、金属の橋げたをつないで作られているのね。 太 郎:よく見ると、橋げたのつなぎ目には、すき間があるよ。どうしてかな。  〔問題1〕金属製の橋げたのつなぎ目にす […]