奈良時代の政治
- 2020.02.27
- 古代(飛鳥〜平安時代) 歴史 社会
問題
次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。
710年、〔 ① 〕が奈良に新たな都城②を築いてから、奈良に都がおかれた約80年間を奈良時代といいます。奈良時代の政治の基本となったのは、中国にならって作られた〔 ③ 〕制度でした。
〔 ③ 〕制度のもと、中央には二官八省をはじめとした役所④が設置され、地方行政の制度⑤も整備されました。税制度は厳しく、農民には多くの負担⑥が課されました。
奈良時代の半ばになると、農民の逃亡で社会が不安定になり、土地制度の改革が始まりました。723年には、新たに開墾した土地の私有を三代まで認める法令を定めましたが、効果はありませんでした。そこで〔 ⑦ 〕は743年に開墾した土地の永久私有を認める〔 ⑧ 〕を定めました。
この結果、貴族や寺社は逃亡農民を利用して新たな土地を開発し、農業生産力が増大しました。しかし、新たに開墾された土地は〔 ⑨ 〕という私有地になり、大貴族や寺社が力をつける結果になりました。
(1)〔 ① 〕に入る天皇の名前を答えなさい。
(2)奈良に新たな都城②の名前を答えなさい。
(3)〔 ③ 〕に入る天皇の名前を答えなさい。
(4)二官八省をはじめとした役所④について、八省を統括する最高政治機関の名称を答えなさい。
(5)地方行政の制度⑤について、都から派遣された地方長官の役職名を答えなさい。
(6)農民には多くの負担⑥について、都に地方の特産品を納める税は何か答えなさい。
(7)〔 ⑦ 〕に入る人物に関わりの深い寺院をア〜エの中から選び記号で答えなさい。
ア 法隆寺 イ 東大寺 ウ 延暦寺 エ 唐招提寺
(8)〔 ⑧ 〕に入る法令の名前を答えなさい。
(9)〔 ⑨ 〕にあてはまる語を答えなさい。
出題のポイント
歴史分野、奈良時代の政治を中心にした問題です。
奈良時代の政治、とくれば律令制度と聖武天皇が中心になってきます。
ほぼ一問一答形式なので基本のチェックに利用してください。
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