水溶液の特定実験

問題

4種の水溶液A、B、C、Dは,それぞれ塩酸、炭酸水、アンモニア水、食塩水のいずれかである。次の文を読んで,後の各問いに答えなさい。
 水よう液A~Dそれぞれに操作1を行ったところ,水溶液Aが(①)であることがわかった。次に,水よう液B~Dに操作2を行ったところ,水溶液Bが食塩水であることがわかった。さらに,水よう液CとDに操作3を行ったところ,水よう液CとDを区別することができた。

(1) 操作1~3にあてはまる実験方法はどれですか。ア~ウから選びなさい。
 また、文中の①にあてはまる水溶液ははどれですか。エ~カから選びなさい。

(実験方法)ア 蒸発皿に水溶液を入れ、アルコールランプで加熱する。
      イ 青色リトマス紙に水溶液をつける。
      ウ スチールウール(細い糸状の鉄)を水溶液に入れる。

( ① ) エ:塩酸 オ:炭酸水 カ:アンモニア水

(2) 操作3を別の方法で行うとしたら、どのようなものが考えられるか。2つ書きなさい。

(3)この実験とはちがう順序で、問1の実験方法ア~ウの操作を行い、4つの水溶液を区別したい。操作1で4つの水溶液から1つの水溶液を区別し、操作2で3つの水溶液から1つの水溶液を区別し、操作3で残り2つの水溶液を区別する方法で、すべての水溶液を確認する。操作1~3にあてはまる実験方法ア~ウの組み合わせは、問1で用いた順序を含め、何通りが考えられますか。

出題のポイント

化学分野、水溶液範囲から水溶液を特定する実験についての問題です。
塩酸、炭酸水、アンモニア水、食塩水とメジャーどころが並びますが、3回の操作のうち、どのタイミングで特定の操作を行うか、その組み合わせを考える問題です。
水溶液の性質としては基本内容ですが問題にヒネりがあるので丁寧に解いてください。

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水溶液特定の実験

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