九州地方の自然
問題
九州地方の自然について述べた次のA〜Eの文を読んで、後の問いに答えなさい。
A この山は九州地方で最も高い山①です。海から山頂まで2000mもの標高差があり、多くの種類の植物が見られます。山中には樹齢数百年を超えるぶなの原生林②があり、この山がある島は世界自然遺産に登録③されています。
B この川は三大急流の1つに数えられます。この川の流れる県では、ある工芸作物④が多く栽培され、全国の95%以上の生産量を占めています。河口付近に見られる広大な干潟⑤には多くの野鳥がやってきます。
C この川の上流には【 X 】が行われている八丁原発電所があります。下流では、かつて【 Y 】とよばれる水路を利用して農業が行われました。この川は、2つの県境付近から有明海に注いでいます。
D この山は1990年から数年間にわたり、活発に活動した火山で、多くの人々が被害に遭いました⑥。天草諸島とともに国立公園に指定されています。
E この山にある大きなくぼ地⑦は火山の活動によってできました。くぼ地の大きさは世界でも有数です。このくぼ地の中には市町村があり、多くの人々が暮らしています。
(1)Aの文章の下線①〜③には、正しくないものが1つあります。正しくないものを選び記号で答えなさい。また。Aの文章が述べている山がある島の名前を答えなさい。
(2)ある工芸作物④を何というか答えなさい。また、この工芸作物の栽培で知られる、Bの川の河口にある平野の名前を答えなさい。
(3)河口付近に見られる広大な干潟⑤について、豊かな生態系を持つ干潟の保護を取り決めた条約の名前を答えなさい。
(4)【 X 】【 Y 】に入る言葉を求めなさい、
(5)多くの人々が被害に遭いました⑥について、この火山の噴火で多数の犠牲者を出した、高温の火山ガスとともに大量の土砂などが高速で流れ下りる現象を何というか答えなさい。
(6)大きなくぼ地⑦について、火山活動によってできるこのくぼ地を何というか答えなさい。
(7)B〜Eについて、BとCの川のおよその位置を地図中のア〜エから、DとEの山のおよその位置を地図中のオ〜クよりそれぞれ選び、記号で答えなさい。
出題のポイント
地理分野、九州地方の地形に関する問題です。
それぞれの設問の内容は基本的事項ですが、該当する山や川の名前をあえて回答させてこないので、多少わかりにくくなっています。
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