日本国憲法の三大原則
問題
次の日本国憲法前文の一部を読み、あとの問いに答えなさい。
日本国民は、正当に選挙された〔 ① 〕における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との共和による成果と、我が国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保②し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意③し、ここに主権が国民に存することを宣言④し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する⑤。
(1)文章中の〔 ① 〕にあてはまる語を答えなさい。
(2)下線部②〜④に述べられた日本国憲法の三大原則をそれぞれ答えなさい。
(3)下線部③について、日本国憲法の条文の中でこれと同じ内容を含むものは第何条か答えなさい。
(4)下線部④について、かつて主権を持っていた天皇は日本国憲法ではどのような地位と定められていますか。漢字2字で答えなさい。
(5)日本国憲法において、天皇が行う仕事を何といいますか。また、その仕事に対し助言と承認を与えるのはどこですか。
(6)下線部⑤について、この内容と同じ意味を持つ「人民の、人民による、人民のための政治」という言葉で有名なゲティスバーグ演説を行ったアメリカ合衆国第16代大統領の名前を答えなさい。
出題のポイント
公民分野、日本国憲法についての問題です。
三大原則や天皇の地位について、日本国憲法前文の一部を利用してのほぼ一問一答形式です。
ここで取り上げられた前文は憲法がテーマのときは頻出の部分なので、どこが空欄になっても埋められるようにある程度文章を覚えておくと楽になります。
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