白熱電球とLED電球の違い
問題
花子さんは、夏休みの自由研究で、落ち葉の下の土の中にいる生き物について調べることにし、調べていく中で興味を持ったことについて、先生と一緒にさらに調べることにしました。
花 子:土中にいる生き物の中で虫眼鏡を使っても見つけにくい小さな生き物を見つけみたいんですが、どのようにすればいいですか。
先 生:図1のような実験装置を使うと、土の中の生き物が光を嫌う習性と熱による乾燥を嫌う習性を持っていることを利用し、土の中の小さな生き物を集めることができるよ。虫眼鏡を使って、この腐った葉をよく観察してごらん。何か気づかないかな。
花 子:それでは、この実験装置を使って、資料1の手順で実験してもいいですか。
先 生:やってみてごらん。実験装置に今ついている白熱電球の他に、LED電球も使って実験してみると面白いですよ。
〔問題1〕
花子さんは、まず、実験装置についている白熱電球を使って実験をしました。次に、先ほど使った白熱電球と同じ明るさのLED電球にかえ、白熱電球と同じ実験をしました。それぞれの実験の後、ビーカーに集まった生き物の数を調べると、上の表のような結果になりました。
表のように、LED電球のほうがビーカーに集まった生き物の数が少なかったのは、なぜだと考えられますか。その理由を、土の中の生き物の習性をふまえて答えなさい。
出題のポイント
生物の習性に関する問題、と見せかけておいて実質的にはLED電球と白熱電球の違いを問う問題です。
LED電球は白熱電球に比べ発熱が少ない(から電気エネルギーを効率的に光エネルギーに変えているので電気代が安い)ことは適性検査ではテーマとして取り上げられることが多いので覚えておきましょう。
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LED電球と白熱電球の違い
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