金銀交換比率の違い
問題
花子さんと太郎君は、社会科の授業で、1853年にアメリカのペリーが日本に来航したことがきっかけで鎖国が終わり、その後、外国との貿易が始まったことを学習しました。そのことについてさらにくわしく調べたいと思って、図書館で勉強しているところです。
太 郎:幕末の頃には、外国との貿易が始まったことでかえって日本にとって悪い影響も出ていて、「日本の金が大量に国外に流出した」と先生が言ってたよね。
花 子:どうして日本の金が大量に国外に流出したのかしら。
太 郎:本や資料があるから、調べてノートにまとめてみようよ。
〔問題1〕
資料1の図や説明を元に、資料1の中の①〜⑦にあてはまる数を答えなさい。
出題のポイント
幕末の対外交易の中で、日本国内から金が流出した過程について、金銀交換比率の違いから計算する問題です。
日本での金の価値は銀の5倍であったのに対し、海外での金の価値は銀の15倍、という条件から、日本で銀を金に交換してから、海外に金を持ち出し銀と交換するだけで、銀が3倍に増えるというしくみを読み取り、数字を入れていきます。
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