日本の農業と稲作
問題
次の文章と表、グラフを読んで、あとの問いに答えなさい。
日本では弥生時代以来、稲作がさかんに行われ①、米は長年にわたり日本人の主食でした。戦後になって、食生活の欧米化によって米の消費量が減り、稲作をめぐる環境は大きく変化②しています。
このような状況で生産者は、消費者の米離れを防ぐため、新たなブランド米③の開発を進めています。
(1)表内のA〜Dには、次のア〜エのいずれかの農産物が入ります。1つずつ選び、記号で答えなさい。
ア 果物 イ 野菜類 ウ 米 エ 畜産物
(2)下線部①について、次のあ・いの稲作の作業に用いられる農業機械の名称をそれぞれ答えなさい。
あ 田起こし・代かきに使われる機械
い 稲刈り・脱穀に使われる機械
(3)下線部②について、政府が1970年代
から2018年まで行っていた米の生産調整に関する政策を何というか答えなさい。
(4)下線部③について、右のグラフのE、Fにあてはまる品種名を答えなさい。
(5)九州地方を中心に生産されているブランド米の品種名をグラフから選び答えなさい。
(6)品種別作付け割合5位の「ななつぼし」、10位の「ゆめぴりか」が主に生産されている都道府県名を答えなさい。
出題のポイント
地理分野、日本の農業についての問題です。
日本の農業全体を問題とするとき、生産額割合の順位は頻出なので必ず覚えておきましょう。
稲作は田起こし、代かきなどの作業順序やその写真などからも出題されますので、一度見ておきましょう。
ブランド米については越後平野=コシヒカリ、仙台平野=ひとめぼれ、秋田平野=あきたこまち、庄内平野=はえぬき、石狩平野=ななつぼし、など主な生産地と組み合わせて覚えることも必要です。
3位のヒノヒカリは東日本在住の人間には知名度が低いので要注意です。
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