地方自治制度
問題
次の文を読んで、あとの問いに答えなさい。
日本国憲法の第【 A 】章で地方自治について定められ、この規定に基づいて、地方自治法が日本国憲法と同時に施行されました。地方自治とは、自分たちの地域の政治を、自分たちで自主的に行うことです。地方の政治を行うところは、地方公共団体aといいます。地方公共団体には、地方議会bがあります。また、地方公共団体cの長である首長(県知事dや市長など)のもとで、たくさんの地方【 B 】が働いています。
地方議会の議員eは、住民の直接選挙によって選ばれます。地方議会の主な仕事は、その地方公共団体だけに適用されるきまりである【 C 】を制定することなどです。このような地方議会での話し合いは、住民に開かれたものにするために、公開を原則にしています。
(1)A〜Cにあてはまる数やことばをそれぞれ答えなさい。
(2)地方公共団体aについて、次の問いに答えなさい。
①地方公共団体にあてはまるものを次からすべて選んで、記号で答えなさい。
ア.北海道 イ.近畿地方 ウ.総務省 エ.東京都 オ.野辺山原 カ.大潟村
②地方公共団体の仕事して正しいものを次からすべて選んで、記号で答えなさい。
ア.自衛隊の指揮 イ.ごみの処理 ウ.公民館の建設
エ.郵便局の運営 オ.違憲立法審査
③多くの地方公共団体で導入されている、行政に対する住民の信頼を確保するための制度を次から選び、記号で答えなさい。
ア.マニフェスト イ.オンブズパーソン ウ.マニュファクチュア エ.ハローワーク
(3)地方議会bと地方公共団体cの関係について述べた次の文の【 Ⅰ 】【 Ⅱ 】にあてはまる数字を答えなさい。
「地方議会は、出席議員の【 Ⅰ 】以上の賛成で首長の不信任を決議することができます。首長は【 Ⅱ 】日以内に議会を解散しなければ、失職します」
(4)下線③について、次の問いに答えなさい。
①首長の選ばれかたとして正しいものを次から選び、記号で答えなさい。
ア 地方議会の議員の中から、議員の投票によって選ばれます。
イ 地方議会の議員の中から、住民の直接選挙によって選ばれます。
ウ 地方議会の議員や国会議員などでない人の中から、住民の直接選挙によって選ばれます。エ 地方議会の議員や国会議員などでない人の中から、内閣が指名し天皇が任命します。
②首長について述べた文として正しいものを次からすべて選んで、記号で答えなさい。
ア 副知事や副市長、地方裁判所の裁判官などを任命します。
イ 知事は中学校や高校の校長として、学校の設置・運営を行います。
ウ 議会が行った議決について、議会に議決のやり直しを求める拒否権があります。
エ 予算案を地方議会に提出し、議会での議決に従って、実際に政治を行います。
(5)県知事dと地方議会の議員eについて、被選挙権が認められる年齢と、その任期の長さをそれぞれ答えなさい。
出題のポイント
公民分野、地方自治制度についての問題です。
地味な単元ですが、出題されると細かい数字が問われることが多く、覚えていないと苦戦します。
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