水溶液と固体の特定実験

問題

 5種類の固体A、B、C、D、Eがあります。これらは、鉄、アルミニウム、石灰石、食塩、二酸化マンガンのいずれかです。また、4種類の水溶液①、②、③、④があります。これらは、食塩水、塩酸、過酸化水素水、水酸化ナトリウム水溶液のいずれかです。これらの固体と水溶液を使って次の実験1〜4をしました。

実験1 固体A〜Eをそれぞれ別の試験管にとり、それぞれに水溶液①を加えたところ、固体Aだけがとけたが、気体は出なかった。

実験2 固体B〜Eをそれぞれ別の試験管にとり、それぞれに水溶液②を加えたところ、固体Bだけが気体を出したが、とけなかった。

実験3 固体C〜Eをそれぞれ別の試験管にとり、それぞれに水溶液③を加えたところ、固体Cだけが気体を出しながらとけた。

実験4 固体D、Eをそれぞれ別の試験管にとり、それぞれに水溶液④を加えたところ、固体D、Eは両方とも気体を出しながらとけた。また、固体Dから出た気体は石灰水を白くにごらせた。

(1)実験2で出た気体は何ですか。

(2)実験4で固体Dから出た気体は何ですか。

(3)固体A〜Eはそれぞれ何ですか。

(4)水溶液①〜④はそれぞれ何ですか。

出題のポイント

化学分野、水溶液範囲から水溶液と固体を特定する実験についての問題です。
合計9種類がすべて覆面状態からのスタートですが、設問の誘導込みで特定しやすいつくりになっています。解答を出す前にすべて特定してしまうのがいいでしょう。

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水溶液と固体特定の実験

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