消去算による推理
問題
太郎君と花子さんが、遠足のおやつを買いに来ています。
太 郎:残りのお金で、このあめを4個買おうかな。
花 子:あら、それならあめ4個と同じ値段でチョコレートが1個買えるわよ。
太 郎:それだったら、あめ3個と同じ値段でガムを2個買えるからそっちのほうがいいかなあ。
花 子:それもそうね。あ、チョコレート1個と同じ値段でポテトチップスとガムが1個ずつ買えるから、これもいいんじゃないかしら。
太 郎:ええと、それって結局あめ【 ア 】個の値段と、ポテトチップス【 イ 】個の値段が同じだってことになるよね。うーん、悩むなあ。
〔問題1〕【 ア 】、【 イ 】にあてはまる、最も簡単な整数の組を求め、考え方を書きなさい。
出題のポイント
適性検査の定番の1つ、同じ代金になる個数を推理する問題です。
はかりの上のおもりの問題のようにビジュアル的に処理するよりも、消去算として代入を繰り返すほうが速いでしょう。
消去算は私立受験用特殊算の中では適性検査で使われやすいものなので、公立専願者も練習しておきましょう。
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