1けたどうしの覆面算
問題
太郎君と花子さんが、問題を出し合っています。
太 郎:それじゃあ、覆面算をおたがい出し合ってみようよ。
花 子:文字が1けたの整数を表して、文字の計算式から表す数字を当てる、という問題ね。いいわよ。
太 郎:それじゃあ、僕から。A〜Fまでの文字が、1〜6までの異なる数を表していて、次の3つの条件を満たすんだ。
A−B=C
B×B=D
E×F=E
花 子:うん、これは簡単ね。答えがわかったわ。じゃあ、次は私の番ね。私はG〜Oまで、9つの文字で1〜9を表すわ。条件は下の5つよ。
G÷H=H
O−N=I
I×I=JI
KとHの最小公倍数はJL
H、I、J、Mは素数
太 郎:JIとかJLは、2けたの整数という意味だね。たとえばJが6でIが7なら、JI=67ということか。これは難しいなあ。
〔問題1〕A〜Fにあてはまる整数を答えなさい。
〔問題2〕G〜Oにあてはまる整数を答えなさい。
出題のポイント
適性検査の定番で、私立中算数でも出題される覆面算の推理です。問題1は適当にやっていれば当たりますが、問題2は順序立てて考えないとなかなか収まりません。とはいえ簡単な問題なので、いかに短時間で片付けるかが勝負になるでしょう。
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