燃費の計算

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問題

　花子さんと太郎君は、自動車について話をしています。
太　郎：お父さんが新しく日本のある自動車を買う予定なんだ。その自動車は少ない燃料で長い道のりを走ることができるそうだよ。カタログでは、（図1）のようにあらわされているよ。「27.6km/L」の表示の意味は、燃料1Lで27.6km走ることができるということだね。
花　子：わたしは外国のある自動車について、お父さんに教えてもらったわ。（図2）のように表されているそうよ。「5.0L/100km」の表示の意味は、100km走るために燃料を5.0L消費するということだそうよ。

太　郎：表示のしかたが違うんだね。
花　子：表示されている燃料も違うわね。ガソリンと軽油にはそれぞれ特徴があるけれど、価格も違うわね。
太　郎：家の近くのガソリンスタンドでは、ガソリン1Lの価格が125円で、軽油1Lの価格は100円だったよ。
花　子：3000円分の燃料では、どちらの自動車のほうがどれだけ長い道のりを走ることができるのかしら。

　〔問題1〕 3000円分の燃料では、日本のある自動車と外国のある自動車のどちらの方が、どれだけ長い道のりを走ることができますか。問題文の条件にあわせ、言葉や式などを使って説明しなさい。

出題のポイント

自動車の燃費（同額の燃料あたりの走行距離）についての比較です。
どちらの燃費がいいか、だけなら燃料価格の比と走行距離の比を提示するだけでも説明はできますが、道のりの計算まで含んでいるのでこの条件であれば実際に3000円で購入できるガソリン・軽油の量と、その量で走ることができる道のりについて具体的な数字を求めてしまいましょう。