条件整理と推理2
問題
運動会当日、花子さんと太郎君が各組の得点について話しています。
花 子:運動会もあと2つの競技で終わりだね。赤組は748点で1位だから優勝できそうよ。
太 郎:青組は672点で現在3位なんだ.逆転優勝できるかな。
花 子:残りの競技は玉入れと組別リレーだったわね。黄組は709点よ。
〔問題1〕
玉入れで青組が1位でなかった場合、組別リレーで青組が逆転優勝するためには、玉入れと組別リレーがどのような順位になっていればよいですか。考えられる場合を1つ書きなさい。ただし、それぞれの得点は下のようになっています。また、どちらの競技も引き分けはないものとします。
玉入れの得点 1位・・・30点 2位・・・20点 3位・・・10点
組別リレーの得点 1位・・・60点 2位・・・50点 3位・・・40点
4位・・・25点 5位・・・15点 6位・・・ 5点
※組別リレーは各組2チームずつ選手が出ます。
太 郎:青組は玉入れで1位だったから702点になったよ。
花 子:赤組は玉入れが2位で768点になったわ。黄組は玉入れが3位で719点ね。
太 郎:優勝の可能性は赤組が高いね。赤組と青組の得点の差は66点だけど、最後の競技まであきらめないよ。
〔問題2〕
青組は、組別リレーでどちらか1チームが1位にならないと優勝の可能性がなくなってしまいます。その理由を「得点の差」という言葉を用いて説明しなさい。
出題のポイント
得点を計算しながら順位を推理する問題です。
(1)は推理も何もなく、他の2組の得点が低くなるように設定するだけで決まります。
(2)では一方の得点を下げるともう一方の得点が上がるというジレンマに注目して、得点の差から説明してください。
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