資料読み取りと条件整理
問題
太郎君の学級では,体育の授業でバスケットボールを行っています。次の会話や資料を読んで、あとの問いに答えなさい。
〔会話文〕
太 郎:前回、バスケットボールの試合をしたときに、ぼくはバスケットボールが苦手なので、1度もシュートをすることができませんでした
花 子:わたしも,ほとんどボールを持つことかできませんでした。
先 生:そうですね。では、今回は〔特別ルール〕で試合をしてみましょう。
〔特別ルール〕
○ 5人ずつの2つのチームで、試合を行います。
○ 試合は、チームごとに、攻撃側と守備側に分かれて行います。
○ 攻撃側のチームが5回連続で攻撃をし、5回の攻撃が終わったら、守備側と交代します。
〇 先に守備側だったチームが5回攻撃をしたら、試合は終わりになります。
○ 1回の攻撃は、シュートの成功や失敗にかかわらず、攻撃側のチームのだれかがシュートをするか、パスやドリブルを失敗し、相手にボールをとられた場合に終了となります。
○ シュートを入れた得点は5点としますが、その試合で同じ人が再びシュートを入れた場合の得点は1点とします。
○ 1回の攻撃で、攻撃側のチーム全員がボールを持ち、シュートが成功した場合は、さらに5点を追加します。
○ 5回の攻撃の得点の合計が、チームの点数となります。
〔問題1〕
〔会話文1〕の〔特別ルール〕について、先生が〔特別ルール〕を考えた理由としてあてはまるものを、次の①~⑤の中からすべて選び番号で答えなさい。
① シュートの得点を5点とすることで、チームのシュート数を増やすため。
② バスケットボールの苦手な人が、長くボールを持ち続けるようにするため。
③ より多くの人がシュートをするようにするため。
④ 攻撃側のチームが5回連続で攻撃をすることで守備の時間を短くし、攻撃の時
間を長くするため。
⑤ バスケットボールが苦手な人もボールを持つ機会を増やすため。
太郎君のチームでは、[特別ルール]での試合の流れをふりかえることができるように、試合の記録の方法を考えました。
〔会話文2〕
先 生:太郎君たちが考えた〔試合の記録〕は、この試合でだれからだれにパスをしたのか、また、だれがシュートをしたのかが、〔試合の記録のかき方〕に従って、見やすくまとめられていますね。
太 郎:1回目の攻撃では、春子さんから花子さん、花子さんから秋子さんヘパスが成功して、秋子さんがシュートをしましたが、シュートは失敗でした。
花 子:そうですね。2回目の攻撃では、秋子さんのシュートが成功しましたね。
太 郎:先に守備側だったわたしたちのチームが攻撃側になったとき、相手チームの点数は18点でした。5回目の攻撃で、花子さんの判断のおかげで逆転して勝つことができました。
先 生:そうですね。5回目の攻撃で,4本目のパスを受け取った人が、そのままシュートをして、勝敗が決まりましたね。〔試合の記録〕は、 途中までしかかかれていないので、続きを完成させましょう。
出題のポイント
問題1はほぼ国語の問題です。
先生の意図を汲みましょう。
問題2は条件を整理すると逆転勝ちするパターンは一通りしかありません。
表の見方さえ分かれば簡単です。
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