各季節に見られる生物の様子
問題
次の各文のア〜エは、それぞれある季節に見られる生物のようすについて書かれたものですが、1つだけ違う季節について書かれた文が含まれています。その文をそれぞれ記号で答え、他の3つの文に共通する季節をそれぞれ春・夏・秋・冬の漢字1字で答えなさい。
(1)ア ツルレイシで作った緑のカーテンに枯れた葉が多くなってきた。
イ ススキの穂が伸びて花を咲かせていた。
ウ カマキリの卵から幼虫がかえった。
エ ツバメがあたたかい南の地方へ飛び立っていった。
(2)ア ヒキガエルの卵から、たくさんのオタマジャクシがかえった。
イ 植木鉢にアサガオの種をまいた。
ウ 緑のカーテンを作るためにヘチマの種をまいた。
エ 草むらでエンマコオロギがさかんに鳴いていた。
(3)ア ヒガンバナが葉を茂らせていた。
イ ナナホシテントウが落ち葉の下でじっとしていた。
ウ サザンカが赤や白色の花を咲かせていた。
エ カブトムシがクヌギの樹液に集まっていた。
(4)ア 夕方にオオマツヨイグサが花を開いていた。
イ ヒグラシがさかんに鳴いていた。
ウ 花壇にアブラナの種をまいた。
エ カボチャのめ花にハナアブが集まっていた。
(5)ア ツバメの若鳥が、麦畑の上を飛んでいた。
イ ミカンの樹が花を咲かせ、アゲハチョウが集まっていた。
ウ アジサイの樹が青むらさき色の花を咲かせていた。
エ 公園の池にマガモが渡ってきた。
(6)ア 街路樹のプラタナスが黄色く色づいていた。
イ 校庭でモクレンが白い花を咲かせていた。
ウ 雑木林で、クヌギやコナラが小さな花を咲かせていた。
エ 野原でオオイヌノフグリが青い花を咲かせていた。
(7)ア ヒガンバナが花を咲かせていた。
イ ヤツデが白い小さな花を咲かせていた。
ウ ミノガの幼虫が巣を作ってぶら下がっていた。
エ サケが産卵のために川を上ってきた。
出題のポイント
生物分野、季節と生物の単元から、各季節に見られる生物の正誤問題です。
たとえばセミが鳴くのは夏、というのは誰もが常識と感じる文章ですが、この「常識」の範囲を広げる必要があります。
プラタナスが黄色くなるのは?ヒガンバナが咲くのは?ヤツデが咲くのは?
テキストを読むだけでなく、実際にその姿を見る機会を作ったほうが覚えます。
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各季節に見られる生物のようす
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